2012年9月6日木曜日

アメリカの不動産

みなさんこんにちは(*^^)v

少し間があいてしまってました(*_*)

さて、以前アメリカの不動産の話をアップしてましたが、それの続きです(^o^)



日本で中古住宅を探す場合は物件をホームページに掲載する時もすべての物件をオープンにはしていなかったりします。そうなると買う人は複数の不動産屋をまわらないとすべての物件が確認できないという事になります。

その労力は大変なものになります。
満足のいく気に入った住宅を買うには、数多くの物件を見ることになりますが、物件を探すのにとても時間がかかりますから、最終的に住宅購入を決めるまでに数か月もかかってしまうことがザラにあります。


アメリカでは売り物件はほぼすべての情報がオープンになっているそうです。

住宅を買いたい人は、現時点で売りに出ているすべての住宅情報を一覧することができます。日本でいう「レインズ」のような不動産情報サイトがあります。

どこの不動産仲介ショップでも同じ情報を持っています。そして、すべての売りに出ている情報が同じ基準で整理されていて比較できるようになっています。だから住宅を買いたい人がいくつもの不動産屋のサイトに登録して隠れされた特選物件を待つこともないし、いくつもの不動産ショップを回り続ける必要も無くなる訳です(^o^)


比較検討しやすい環境があるので、契約までの期間もとても速いそうです。

アメリカではどこの不動産業者もMLS(マルチ・リスティング・サービス)というデータベースシステム
を採用しており、共通のルールの下、同じシステムを使っています。

MLSには、不動産業者が得た売り物件の情報は24時間以内にMLSのシステムに登録しなければならない、というルールがあります。これを怠ると厳しい罰則があったり、法律で罰せられるのです。

日本の「レインズ」は、即時の登録が義務付けられているわけではないし、かならずしも100%すべての物件が掲載されているわけではありません。

MLSには過去の売却価格も公表されているので、買いたい人、売りたい人双方がそれをもとに平等な取引ができるのです。不動産屋によって査定額が異なるという事もないわけです。

日本の政府は今後、中古住宅の取引量を劇的に増やすことを目指しています。いまそのためにとられている対策としては、税金面、補助金などによってメリットをだしていることくらいでしょうか。

今の日本の不動産取引形態は、40年前のアメリカと同じ状態らしいです。
アメリカがここまで不動産業が発展しているのには、売り物件情報のオープン化が進んだからです。


売り主と買い主もそういった状況の方が安心して取引ができると思います。

そんな違いがあったなんて初めて知りましたが、日本もまだまだなんですね(^_-)


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