2012年2月23日木曜日

日本の家

みなさんこんにちは(*^^)v

いきなりですが、私たちにとって家とは何でしょうね?

「日々の暮らしの基盤」
「家族が集い、憩い、育つ場所」
「大切な家族の生命・財産を守るための場所」
「雨、風から逃れる場所」などなどいろんな捉え方があると思います。


「資産」という面でみている方が少ないように思えます。

国土交通省の住宅・土地統計によると、日本の住宅の平均寿命は30年です。
国別でみると、アメリカでは55年、イギリスでは77年。
日本の住宅寿命は欧米と比べても著しく短いと言えますね。
欧米では100年以上にわたり長く住み継がれている家もザラにあります。躯体がしっかりしているので、メンテナンスをしていくたびにまっさらに生まれ変わっているので、30年以上経過してから中古市場に売りに出しても十分な価格で売買されています。

しかし、日本の中古市場で築30年の物件ともなるともう建物の価値はなく、ほぼ土地の価格で売買されています。

土地の価格相場が下がっていたら目も当てられませんね。


欧米なら3,000万円で買った家は、30年後に売ってもそれほど価格は変わりません。むしろメンテナンスによっては上がるケースもあるくらいです。
欧米では自宅は文字通り不動産で財産ですが、日本では極端に言ってしまうと車のように耐久消費財となってしまっていますね((+_+))

今でも値段が一番で、建物の質にこだわりのない建物屋さんもいると思いますが、日本の家の質ももっと上げていかなくてはなりませんね(*^^)v

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